ゴボ投影の台形ひずみ:ロゴの変形と投影条件を分けて確認する方法
台形になるゴボ投影と、ロゴ自体の不具合を区別します。射影の例を確認し、マスターを保ち、供給元が必要とする測定情報を準備します。
ゴボを面に斜めから投影すると、長方形のロゴが台形に見える場合があります。これがキーストーンひずみです。元画像を鮮明にしたり、ベクター化したりしても、その投影形状は直りません。承認済みの平面図案を残し、設置条件を確認して、必要な測定値や投影テストグリッドの写真をゴボ供給元に尋ねます。
ゴボは、照明器具の中で画像を作るために使う、模様を持つ部品です。図案に鋼板とガラスのどちらを選ぶかは、壁や床に現れる形状の補正とは別の問題です。
平面図案と投影された範囲を分ける
比率を変える前に元のロゴを確認します。平面マスターは正しいのに投影が台形なら、投影条件と供給元の補正工程を明らかにします。補正済みの加工版は、承認済みマスターと分けて残してください。
元図案と投影のどちらが変わったかを確認する
平面の元データを開き、長方形の境界、円形要素、非対称の文字や矢印を調べます。その後、投影画像の同じ部分と比較します。元データにすでに引き伸ばされたマークがある場合は、ゴボを準備する前に解決すべき図案の問題です。
マスターが正しく、投影された境界が台形になる場合は、投影の設置を確認します。Goboserviceのひずみの説明は、斜め投影によるキーストーン効果を説明しています。補正図案の準備に際して、距離、光学系の情報、投影方向などの設置情報を求めています。
会場写真には、さらに別の視点が加わります。横の任意の位置から撮った写真では、面上で正しい画像も歪んで見える場合があります。スマートフォン写真に偶然写った形をなぞるのではなく、供給元の撮影指示に従ってください。
次の観察を分けて扱います。
| 観察 | 次に調べること |
|---|---|
| 平面マスターの比率がすでに違う | 承認済み図案と編集履歴 |
| 投影された境界が台形 | 器具と面の配置、供給元の補正工程 |
| 写真が、意図する面からの見え方と違う | カメラ位置と供給元が指定する撮影方法 |
| 端がぼける、または明るさが違う | 実際の光学系と設置の確認。輪郭の補正だけでは検証できない |
この記事は、明示した1つの2次元写像を示します。特定の器具の診断や、設置試験の代わりになるものではありません。
独自の射影例をたどる
100 × 100単位の境界内に、F字形マークと右向きの矢印を作りました。元図案はx = −50~50、y = 0~100の範囲です。これはモデル座標で、プロジェクターや会場の実測寸法ではありません。
この検証では、次の写像を選びました。
X = x / (1 + 0.0025y)
Y = y / (1 + 0.0025y)係数は説明用の入力値です。実測の傾斜角、レンズ仕様、投射距離を表しません。高さに応じて分母が変わるため、水平方向の列は高さごとに異なる量で変化します。
y = 0では分母が1です。上端の幅は100単位のままです。y = 100では分母が1.25となり、下の角はx = ±50からX = ±40に移り、縦座標はY = 80になります。したがって、写像後の下端幅は80単位です。
| 境界 | 上端幅 | 下端幅 | 高さ |
|---|---|---|---|
| 元のマスター | 100 | 100 | 100 |
| 明示した写像後 | 100 | 80 | 80 |
文字と矢印も、境界と一緒に変わります。内部のマークを変えずに外の長方形だけを真っすぐにしても、図案全体の補正にはなりません。
補正で加工図案が変わる理由
補正済みの元図案は、平面で見ると不自然に見える場合があります。目的は既知の投影を打ち消すことであり、承認されたブランドのマスターを置き換えることではありません。
選んだ写像の逆写像は、次のとおりです。
x = X / (1 − 0.0025Y)
y = Y / (1 − 0.0025Y)この逆写像を目標の100 × 100単位の長方形に適用すると、下端と高さがそれぞれ約133.333単位まで広がります。あらかじめ変形した結果を元の写像に通すと、意図した正方形に戻ります。元の文字と矢印のすべての頂点にも、同じ計算を行いました。

保存したSVG多角形を開き直し、座標を確認し、逆写像の合成と元図案を比較しました。測った幅は表と一致しています。ブラウザーのキャプチャーは、保存した実際の比較を示していますが、未知の設置に対する補正を確認するものではありません。
逆写像にも制限があり、分母がゼロになってはいけません。この例では、意図する図案の範囲内で正を保ちます。形状条件を明らかにせず、別の仕事に式や係数をコピーしても、根拠のある補正にはなりません。
供給元が求める設置の証拠を渡す
供給元は、平面上の変形を推測させる代わりに、投影した基準パターンを使う場合があります。Derksenのキーストーン補正ページは、測定用ゴボを提供し、現場写真を使って補正版を製造する方法を説明しています。
Roscoの補正手順も同様に、予定する器具とレンズでLineup Gridゴボを投影し、写真を撮り、図案と一緒に渡すと説明しています。これらは各社の工程であり、ここでの説明用係数がその機器に合う証拠ではありません。
補正した加工用ファイルを依頼する前に、次を準備します。
- 変更していない、承認済みの平面マーク
- 供給元が求める器具、レンズ、投影先の面の情報
- 供給元の指示に従って作った設置測定値やテストグリッド写真
- 意図する読む方向と最終配置
- 誰かがすでに図案を補正したかどうかの明記
予定する設置で結果を確認し直します。器具の位置、レンズ、投影先の面が変わると、補正の前提が成立しなくなる場合があります。形状、ピント、明るさ、製造への適合性は別々に確認します。
PerfectVectorを使う場面
承認済みの平面マークがPNGやJPGでしかなく、供給元が編集可能なパスを求める場合は、PerfectVectorのゴボ図案の手順で候補SVGを準備します。供給元固有の準備へ渡す前に、文字形状、開口部、比率を平面の原図と比較します。使えるベクターマスターがあれば、直接使ってください。
歪んだ壁画像の写真を、そのマスターの代わりに使わないでください。ベクター化は見える図案を再構築しますが、設置形状の復元やキーストーン補正の計算は行いません。この例はネイティブのSVG多角形から作り、PerfectVectorの変換ではありません。ロゴのベクター化ガイドは、その前段階のラスター復元の判断を扱います。
よくある質問
長方形のゴボロゴが台形に見えるのはなぜですか? 斜め投影でキーストーンひずみが生じることがあります。ロゴの比率を変える前に、平面マスター、実際の投影配置、写真の視点を確認してください。
ロゴをSVGに変換すると、台形ひずみが直りますか? いいえ。SVGは編集可能な元図案になりますが、設置に必要な器具、レンズ、面、補正を明らかにするものではありません。
補正したゴボ図案を平面で開くと、引き伸ばされて見えるのはなぜですか? 特定の投影を打ち消すために、意図して事前変形している場合があります。承認済みのブランドのマスターと分け、供給元がどの加工版を求めているか確認します。
例の式を自分の会場に使えますか? 係数と座標は説明用です。供給元の測定やテストグリッドの工程を確認し、予定する設置で結果を検証してください。
出典
- Goboservice:画像の変形:斜め投影、キーストーンひずみ、補正準備に必要な設置情報です。
- Derksen:キーストーン補正:測定用ゴボと現場写真を使う供給元の工程です。
- Rosco:ゴボをキーストーン補正する方法:設置したLineup Gridの投影と写真を、図案の依頼と共に使う方法です。
承認済みのラスターのマークからパスが必要ですか? PerfectVectorで候補SVGを準備し、平面の原図と比較してから、実際の設置に合う加工用補正の準備と検証を供給元に依頼してください。


