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# 網点のLPI・PPI・DPI：3つの格子を分けて印刷条件を確認する

> 網点の線数、元画像のピクセル、出力機のドットを区別します。独自の1インチSVG格子を調べ、スクリーン印刷会社へ渡す条件を明確にします。

Source: https://perfectvector.com/ja/blog/halftone-lpi-ppi-dpi

Language: ja
Author: Irene Kim
Published: 2026-10-22T08:00:00+09:00
Updated: 2026-10-22T08:00:00+09:00

LPIは網点の頻度、PPIは配置サイズに対するラスターの標本数、DPIは出力機の解像度を表します。それぞれ数えるものが異なります。ファイルのPPIを変えても印刷の網点線数は決まらず、ベクターのドット柄も、輪郭が鮮明なだけでは印刷可能になりません。

スクリーン印刷用の図案では、予定する印刷寸法を決め、誰が網点を作るか印刷会社に確認します。色分解と網点化の工程が合意されるまで、連続階調の元図案を残します。印刷会社は、すでに網点化された柄ではなく元画像を求める場合があります。

> **数値を変える前に、何の格子かを明示する**
>
> 元画像のピクセル寸法と配置サイズ、予定する網点線数、出力工程を別々に記録します。単一の「DPI」値を完全な指示書と考えず、印刷会社のメッシュ、角度、網点形状、階調の要件を確認します。

## 3つの単位を区別する

**網点セル**は、この記事で使う規則的なドット格子の1つの繰り返し位置です。セル内のドットの大小で、異なる公称面積を表せます。ピッチは、隣接する対応セルの中心間距離です。

| 単位                | ここで表すもの                      | 確認する問い                 |
| ----------------- | ---------------------------- | ---------------------- |
| LPI、1インチ当たりの線数    | 格子方向に沿った規則的な網点スクリーンの繰り返し数    | 予定する網点格子の細かさはどれくらいか？   |
| PPI、1インチ当たりのピクセル数 | 配置サイズで各インチに割り当てられるラスターのピクセル数 | 元画像の標本がいくつあるか？         |
| DPI、1インチ当たりのドット数  | 出力機の解像度                      | どの出力工程と機器設定で色分解を出力するか？ |

[Adobeのプリンター解像度の説明](https://helpx.adobe.com/photoshop/desktop/crop-resize-transform/resize-adjust-resolution/printer-resolution.html)は、機器のDPIと画像解像度を区別し、網点頻度をLPIで定義しています。[印刷画像の解像度の説明](https://helpx.adobe.com/photoshop/desktop/crop-resize-transform/resize-adjust-resolution/printed-image-resolution.html)は、PPI、ピクセル寸法、物理的な配置サイズの関係を示します。

画像のピクセル密度を「DPI」と呼ぶこともあります。入稿時は、略称で元の大きさが曖昧にならないよう、実際のピクセル数と予定する印刷寸法を書きます。[実際のPPIと実効PPIのガイド](https://perfectvector.com/ja/blog/actual-vs-effective-ppi)で、この配置の計算を詳しく扱っています。

## 独自の1インチのドット格子を2つ数える

1インチ四方を宣言したSVG標本を2つ作りました。一方は10 × 10の円格子、もう一方は20 × 20です。どちらも正方形セルの中央に丸いドットを置き、格子は回転させず、円の公称面積を各セルの50%としました。

この低い線数は、形状を調べやすくするためのものです。説明用の入力値であり、スクリーン印刷の推奨設定ではありません。

線数Lなら、セル幅は`1/L`インチです。各円が正方形セル面積の半分を占める場合、半径は次のとおりです。

```text
radius = sqrt(0.5 / pi) / L inches
```

| 独自の標本  | 1インチ四方の円の数 | セルのピッチ  | 円の直径       |
| ------ | ---------- | ------- | ---------- |
| 10 LPI | 100        | 2.54 mm | 約2.0266 mm |
| 20 LPI | 400        | 1.27 mm | 約1.0133 mm |

線数を2倍にすると、各方向のセル数が2倍になります。総数は4倍となり、各円の直径は半分になります。保存したどちらのファイルでも、円の幾何学的面積の合計は0.5平方インチのままです。

**独自のデジタル格子の検証**

![独自の10 LPIと20 LPIの1インチのベクター円格子を、別の60 × 60ピクセルのグレースケール画像と並べた実際のブラウザー表示](https://perfectvector.com/blog/halftone-lpi-ppi-dpi/grid-proof.webp)

*標本は確認用に拡大しています。2つのベクター格子の円の公称面積は等しく、別のラスター画像は異なる標本格子を示します。RIP出力、フィルム、スクリーン露光、印刷階調、印刷品質の比較ではありません。*

SVGを開き直し、円の数、中心間隔、半径を確認し、面積を合計しました。実際の60 × 60ピクセルのPNGも調べ、比較に同じ元ファイルのバイトが埋め込まれていることを確認しました。ブラウザーのキャプチャーは、保存したこれらの独自標本を示します。

公称50%の幾何学的面積は、印刷された50%階調や特定の見た目の灰色を保証しません。どちらの標本も、スクリーン露光や印刷は行っていません。

## 元画像の標本とドットを分ける

別に作ったグレースケールの濃淡画像は、60 × 60ピクセルです。1インチに配置すると60 PPIです。そのピクセル数は、どちらのベクターファイルの円とも無関係です。濃淡画像を網点化して円を作ったのではありません。

計算によって尺度を区別できます。

```text
60 PPI / 10 LPI = 6 source samples per cell width
60 PPI / 20 LPI = 3 source samples per cell width
```

この比は、公称セル幅当たりの標本数を数えます。推奨解像度、網点品質、使える階調数を示すものではありません。画像内容、回転、フィルタリング、印刷会社の網点方式は別の問題です。

同じ幅60ピクセルの元画像を2インチで配置すると、実効密度は30 PPIになります。保存されたピクセル数は変わりません。既存のベクタードット標本を拡大縮小した場合も、物理的なセルピッチが変わります。1インチに10セル並ぶ柄を2インチに伸ばすと、その方向では1インチ当たり5セルになります。

したがってベクターの網点は、円の輪郭を保ったまま、物理的な線数を誤ることがあります。高倍率で鮮明に見えるかを問う前に、予定する寸法を確認します。

## 機器解像度は別の格子として扱う

仮の出力システムが、規則的な600 DPIのアドレス格子を使うとします。10 LPIのセル幅は機器の公称アドレス間隔60個分、20 LPIなら30個分です。これは`600/10`と`600/20`の計算例です。機器向けの出力は生成していません。

網点1個が機器の1ドットとは限りません。機器のDPI値はスクリーンのメッシュを表さず、最小のインク細部が製造で残る証明にもなりません。Adobeの説明でも、出力機は従来の網点以外の方式を使う場合があるとしています。1つの格子モデルをすべてに当てはめず、実際の工程を確認します。

[ScreenPrinting.comの網点入門](https://www.screenprinting.com/blogs/news/a-crash-course-in-halftones-for-screen-printing)は、格子状パターン、RIP準備、網点形状、角度、ドットゲインを扱っています。それらの製造上の選択には、印刷会社の設定が必要です。この記事の独自標本が示すのは、円の形状と標本数の計算だけです。

## 図案の入稿情報を明確にする

元画像と網点化した結果を区別できる情報を印刷会社へ渡します。

1. **最終寸法。** 予定する実物の印刷幅と高さを含めます。
2. **元データの種類。** 連続階調の画像、フラットなベクター形状、既存の網点パターンのどれかを示します。
3. **網点化の担当。** 誰が色分解を作り、線数、角度、網点形状を適用するか合意します。
4. **製造の検証。** 実際の網点出力、スクリーン、その仕事の印刷校正を確認するよう依頼します。

網点化前のマスターを残します。既存の柄が意図する図案そのものなら、再処理される前に伝えます。メタデータを大きな数にするためだけに、網点化済みのラスターを編集しないでください。

## PerfectVectorを使う場面

デザイン内のフラットなエンブレムがPNGやJPGでしかなく、印刷会社が編集可能な形状を必要とする場合は、[PerfectVectorのスクリーン印刷用図案の手順で候補ベクターを準備します](https://perfectvector.com/ja/screen-printing-artwork-to-vector)。プリプレスの確認前に、輪郭、小さな隙間、意図するベタ領域を元画像と比較します。既存のネイティブベクターがあれば、それを使います。

写真、グラデーション、網点化済みのドットを自動的にトレースしないでください。印刷会社が元のラスターを好む場合があります。PerfectVectorは、名前付きインク版の作成、網点設定の選択、スクリーンや印刷機の結果の検証を行いません。[Tシャツのベクター図案ガイド](https://perfectvector.com/ja/blog/vector-art-for-t-shirts)は、その前の図案形式の判断を説明しています。

## よくある質問

**LPI、PPI、DPIは入れ替えて使えますか？**
いいえ。LPIは規則的な網点線数、PPIは配置サイズでのラスター標本数、DPIは出力機の解像度を表します。予定する実寸と、各数値が何を数えるかを明記します。

**ベクターの網点にもPPIがありますか？**
円の形状には固定のラスター標本格子がありません。それでも物理的な配置でセルピッチとLPIが決まり、ラスター化した出力には独自のピクセル寸法とPPIがあります。

**円の面積50%なら、印刷でも50%階調になりますか？**
いいえ。標本で確認したのは幾何学的な面積だけです。スクリーン準備、インク転移、実際の出力には、印刷会社の確認と校正が必要です。

**網点の写真をSVGに変換すべきですか？**
印刷会社が欲しい元データを確認してください。連続階調の写真や網点化済みラスターは、元の形式のほうが役立つ場合があります。ベクター復元は、適したフラットな図案に対する別の選択です。

## 出典

1. [Adobe：プリンター解像度と網点線数](https://helpx.adobe.com/photoshop/desktop/crop-resize-transform/resize-adjust-resolution/printer-resolution.html)：出力DPI、画像解像度、LPIを区別し、機器固有の網点の制約を説明しています。
2. [Adobe：印刷画像の解像度](https://helpx.adobe.com/photoshop/desktop/crop-resize-transform/resize-adjust-resolution/printed-image-resolution.html)：ピクセル寸法、配置サイズ、PPIの関係です。
3. [ScreenPrinting.com：スクリーン印刷の網点入門](https://www.screenprinting.com/blogs/news/a-crash-course-in-halftones-for-screen-printing)：格子状網点、RIP準備、網点形状、角度、ドットゲインの製造上の背景です。

***

フラットなラスターのエンブレムから編集可能な形状が必要ですか？ [PerfectVectorで候補ベクターを準備し](https://perfectvector.com/ja/screen-printing-artwork-to-vector)、原図と比較してから、明確な寸法と網点条件を添えて印刷会社へ渡してください。

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